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きみは面倒な婚約者 4話【ネタバレ&感想】

ネタバレ 感想

『きみは面倒な婚約者』ネタバレ&感想!

第三話の内容はこちらの記事にまとめています。まだ読んでいない方は際にこちらをどうぞ。
前回:きみは面倒な婚約者 3話のネタバレ>>

 

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きみは面倒な婚約者 4話のネタバレ

結衣はベッドに寝っころがってスマホでまんがを読んでいます。

残業が終わってさきほど家に帰ってきたばかりです。

漫画の中では、橘さん似のヒーローがヒロインに愛を語っています。

こうなるはずだったのに…。

結衣はさきほど見てしまった橘さんと加治屋さんのキスシーンを思い出します。

そのことを質しても橘さんからの手ごたえは無し。

解せません。

そんなことをかんがえていると、隣の橘さんの部屋のベランダが気になります。

煙?タバコを吸っている?

結衣は橘さんに話しかけてみることにします。

「タバコ吸ってるんですね」

橘さんは答えます「紫乃さんには内緒にしてね?」

きらわれたくないからタバコのことは秘密にしてるようです。

「大事な婚約者ですもんね?」

むすっとしながら結衣が聞きます。

「面倒な婚約者だよ」

橘さんの答え方から(あ、こりゃムリだわ)と結衣は悟ります。

二人の間に入るスキなんてないんだ。

先ほどのキスのことに話の矛先をもっていきます。

結衣が見ていることに気づいていましたよね?

むしろ私に見せつけていた?

こんなことを聞いてみます。

橘さんから帰ってきた言葉がグサグサとささるものでした。

「はっきりさせとこうかと。自分にも可能性があるかも、みたいな顔してたからな」

「性格悪いですよね橘さんて」

「まあ自己中だとは思う」と言って遠い目をします。

橘さんは昔自分がした自己中全開なことを思い出してしまったと口にします。

そこは特に深堀せずに、結衣はキスの話を広げにかかります。

「どうしてあんなところでイチャイチャしてたんですか?」

「昔の願望をかなえるため」橘さんがタバコを吸いながら答えます。

なんでも場所に思い入れがあるとのこと。

どうも昔のことに話が向きがちな橘さんなのでした。

話を切り上げることにします。

「私が隣の部屋にいるんですからね。婚約者つれこんで変な声聞かせないでくださいね」と結衣がいうと「口ふさいでヤレってこと?いいねソレ」と軽口をたたく橘さん。

こうして結衣の最低な一日は幕を閉じるのでした。

 

翌朝、出社すると橘さんは数時間前の会話などどこ吹く風といった感じでスマートに仕事をこなしていました。

髪をポニーテールにした加治屋さんが営業部をおとずれます。

「めずらしいですね髪まとめてるの」橘さんがききます。

「たまにはいいかなって」

「オレはおろしてるほうが好きです」

「わあ!ありがとうございます」

「おろしてるほうが似合ってますよ」

(どっちでもええわ!)死んだ目でパソコンをカタカタする結衣。

フォーラムの打ち合わせなら会議室に行きましょう。

橘さんが誘います。

(会議室…)結衣も気になります。

ですが「いえ」と加治屋さん。

顔は笑っていますがスパッと断りをいれて、そのまますたすたと去っていきます。

結衣は聞きます。「ケンカでもしたんですか」

「するどいね」と橘さん。

なんか朝から機嫌がわるいんだそうです。

会議室でイチャイチャしてたのが昨日のこと。

昨日の晩も家に連れ込んでたのに一体何が?

「でもさ」と橘さんが話します。

「あんなに起こってるの珍しいんだよね。あの顔見てるとムラムラくるんだ」

(あたま沸いてるんじゃないかこの男)

 

トイレへ向かうと、入り口のところで加治屋さんとばったりでくわします。

なんとなしに二人、中へ入っていくと先にいた人たちが噂話をしているところでした。

「橘さんてさあ、婚約するとき付き合ってた女の子と別れたってホントかなあ」

「ほんとじゃない?彼女いてたって聞いたし」

「あーあの遠恋してたってヤツね」

加治屋さんは社長令嬢ということもあり、営業部の先輩女子社員から陰口を言われがちでした。

加治屋さんの様子をうかがう結衣。

ふるえています。

もしかして初耳だったのかな。

ズイズイと加治屋さんがすすみます。

「お疲れ様です」

加治屋さんは噂話をしていた先輩たちに会釈して個室に入ってしまいます。

先輩たちは退散。

個室から出てきた加治屋さんが話してくれました。

「地獄耳なの」

こうやって聞きたくない話ばかり耳に入ってくるの。

(意外としたたかだなこの人)と結衣は思います。

話の矛先が妙な方向に向かいます。

「橘さんが結婚しようって言われたわけじゃない。彼は父に言われて受け入れただけだから―」

(は?)

この人は何を言ってるんだろう。

あんなに溺愛されているのに、まるで橘さんには気持ちが無いかのような……。

「さっき先輩たちが言ってたことも本当かもしれない。私のせいで橘さんは恋人と別れなくちゃいけなかったのかも」

(アホらしい。なんでわたしがこんなフォローせねばならんの)とおもいつつ「前にも言いましたけど加治屋さん、すごく大切にされてるじゃないですか」と結衣は言葉をかけます。

「私、面倒な婚約者だから」

結衣はピンときます。

今朝、加治屋さんが不機嫌だった理由。

「私なに言ってんだろ!」ごめんね、と加治屋さんが去っていきます。

(ん?)

加治屋さんのうなじにかなりしっかりしたキスマークが。

(だから橘さんさっき「髪おろしたほうがいいなあ」ってあんなに…)

ていうか、昨日の晩、加治屋さんは橘さんの部屋にいたんだ。

だから加治屋さんには、昨日の会話が聞こえていたんです。

昨日の夜、タバコを吸う橘さんが口にした「面倒な婚約者だから」ってセリフ。

でもそれって橘さんのいつもの軽口。

思いっきり誤解されてんじゃん。

 

同期の伊勢くんと社員旅行の準備。

荷物を抱えて廊下を移動していると、社長たちとすれちがいます。

「紫乃にはいうなよ。もちろん橘くんにも」

秘書と話す社長。

(何の話してるんだろう?)

 

帰宅。

ベッドにころがりこんで、結衣は大好きな漫画を読みはじめます。

ヒーローが橘さんに似てるんです。

表情や行動からヒロインのことを愛していることは明らかなのに、ヒロインが鈍感すぎてすれ違う二人。

(ちょっと似てるかも)結衣はこのマンガのヒロインを加治屋さんと重ねます。

橘さんからあんなに溺愛されてるのに、なんか不安そうなところとか。

(ちがう)

結衣は考えます。

橘さんのあんな溺愛っぷり、きっと社内のだれも知らないはず。

もし、加治屋さん自身も知らないんだとしたら…?

ガタッ

隣の部屋から物音がします。

(橘さん、帰ってきた?)

と、いきなり甘い声がきこえてきます。

待っ…んっふっ…

紫乃さん…腰浮いてる…

(腰浮いてるじゃねえええ!!)

トレーナーの甘い声なんて聞きたくねー!!

まだ機嫌わるいの……?

(いかんいかんいかん!想像するな、想像したら負けだー!!)

おねだりできる?紫乃さん…

(させんな!!)

もうダメだ、とはいえ電話するのもアレだしな。

ということで今日は控えるようメッセを送る結衣。

既読がつきます。

やっと静かになった……。とおもいきや、

何服着てるんですか?紫乃さん。

(誰かあの男を止めてくれ!!)

夜は更けていきます。

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きみは面倒な婚約者 4話の感想

紫乃の目線だと結衣がヒロインにうつっていたのに、結衣の目線だと紫乃のほうが完全にヒロインですよね。

(わたしにもつけ入るスキがあるかも…)なんて悪だくみしていた結衣ですが、すれちがう紫乃にちょっとずつ思い入れができつつあるような。

結衣もなんだかんだいっていい子に思えるんですが、どうでしょう?

一方、橘さん。

この人は、回を追うごとにクセモノっぷりが発揮されてきますね。

あれだけ紫乃のことを溺愛してるんなら、どうして安心させてあげないんだろう?

 

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