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きみは面倒な婚約者 6話【ネタバレ&感想】

ネタバレ 感想

『きみは面倒な婚約者』ネタバレ&感想!

第六話の内容はこちらの記事にまとめています。まだ読んでいない方は際にこちらをどうぞ。
前回:きみは面倒な婚約者 5話のネタバレ>>

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きみは面倒な婚約者 6話のネタバレ

ある日のこと。

いつも通り休憩室にて同じ時を過ごすはじめと紫乃さん。

社長の娘であることについて話す機会がありました。

なんでも紫乃さんは女子高に通っていたとのこと。

その学校は中高一貫のお嬢様校。

父親に力がある方がえらいっていうヒエラルキーが形成されていたのです。

生徒たちはみんな自分の話よりも、父親や知人の話ばかり。

そんなクラスメイトに「で、あなた自身はどこがすごいの?」と口にしてしまったそうです。

そこからいじめとたたかう暗黒時代の到来。

そんな日々を過ごすうちに、社長令嬢っぽくみられないようにふるまうようになった。

そう紫乃さんは明るい口調で語りました。

 

後日。

はじめは社長室にて談笑をしています。

父親から様子を聞かれるようで、加治屋社長は2,3カ月に一度、はじめと面談の時間を設けているのでした。

「娘は一生独身のままでいる気なのかもしれない。山ほどくる縁談に一向に興味を示さないのだよ」

べつにやましいことは何もないものの、資料室で紫乃さんと仲良くしていることは黙っていたのでした。

「強引にまとめたほうが良いのかもしれない。孫の顔も見たいことだし」

はじめは内心穏やかではいられません。

紫乃さんの笑顔が浮かびます。

あの人が誰かの奥さんに―

「加治屋社長」

おもわず口走っていました。

「僕じゃダメでしょうか?」

きょとんとする社長にはじめは言いなおします。

「紫乃さんの相手は僕じゃダメですか」

きみが?

紫乃とは仲がいいの?

色々聞かれますが結局却下。

正直に答えられない部分も多かったたために仕方ありません。

 

それからも資料室での紫乃さんとの談笑が絶えることはありませんでした。

社長は、先日の申し出のことを黙ってくれているようでした。

そんなある日の休憩時間。

はじめは紫乃さんの笑顔が愛おしく感じられます。

(彼女はきっと、いつか夫になる男のためにも笑いかけるんだろう)

手を紫乃さんの頬に添えます。

ゆっくり顔を近づけて、あとすこしで唇がふれるという距離になったところで、紫乃さんのスマホが鳴ります。

社長からのようでした。

行かなければならない、と資料室を出ていこうとする紫乃さん。

立ち止まってはじめを振り返ります。

先ほどの社長からの通話、縁談の件についてだったようです。

「橘さんは、自分のことを好きじゃない相手と結婚することになった時にどうしますか?」

はじめにとって、考えたことのある問題です。

―紫乃さんの縁談の相手、僕じゃダメでしょうか?

「頑張るんじゃないかな。相手が自分のことを好きじゃないのなら、好きになってもらえるようにがんばるんだとおもう。居心地のいい空間をつくれるように」

社長に申し出たときの自分の気持ちです。

紫乃さんの思いが自分に向いていないのなら、好きになってもらえるように頑張る。

そういう気持ちで答えたつもりだったのですが、すぐに失敗だったと気づきます。

(しまった。それは自分が相手のことを好きな場合だ。今回の紫乃さんの立場にそぐう返答じゃなかった)

引かれたかな……。

「……そうですよね。好きになってもらえるように頑張ればいいんですよね!今はそうじゃなくてもそうなってもらえるように頑張ればいいんですよね」

紫乃さんは決意を固めたように資料室を出ていきました。

縁談の話を社長とするために。

(オレはアホか。なんで縁談の後押しをするようなことを言ってしまったんだ……)

自分のことを好きじゃない相手と結婚なんてありえないだろ。

紫乃さんのことを好きな人間ならここにいるじゃん。

はじめは思い出します。

紫乃さんのあの顔。

決意を固めたようなあの表情ならきっと、縁談を前に進めてしまうんだろう。

目の前が真っ暗になります。

 

それからしばらくはじめは資料室には近づかないようにしていました。

自分のあずかり知らないところで話が進んでいるのかもしれない。

まだ見ぬ敵に塩を送ってしまったような気持ちで毎日を過ごしていたのです。

そんなある日、はじめは社長に呼び出されます。

社長の雰囲気がいつもとちがいます。

値踏みするような厳しい視線。

「橘くん、君。紫乃と結婚したいと言っていたね」

紫乃さんの縁談がまとまったことを通知するために呼び出した?

「するか?婚約」

は?

「結婚は話が早いから、とりあえずは婚約という形で」

ちょっとまってください。その話は断られたと認識していますが。

「のっぴきならない事情ができたんだ」

紫乃さんはどう思うだろう?男としてはまるで認識されていない。

「さきほど君の父上とも話したんだが。うちは同族経営を貫くつもりもないし、君が婿入りする必要もない」

もう話したのか。

「紫乃も嫁に行くことで納得している」

納得……。

浮ついた頭ではじめはかんがえます。

いまは11時55分。

あと5分で休憩時間です。

このあとすぐに資料室に行って紫乃さんの気持ちを……「もうすぐ紫乃がここに来るから」

え?

「さっきここに呼んでおいた。顔を合わせておいたほうが良いだろう」

できれば二人きりで、正直な気持ちを聞いて……

コンコン!

「……はいりなさい」

紫乃さんが部屋に入るか入らないかのタイミングで社長が告げました。

「橘くん、結婚前に手を出したらこの話は破談ね」

彼女のためを思うならここで、このタイミングで手を放すべきだった。だけど俺は―

「よろしくおねがいします。紫乃さん」

―俺は紫乃さんの婚約者になった。

きみは面倒な婚約者 6話の感想

「絶対に抱かないつもりだったのになあ」と橘さんはたびたび口にしていましたが、結婚前に手を出したら破談ねと社長からクギを刺されてのことだったんですね。

それならそれで黙りとおせばいいのに、思わせぶりにしゃべっちゃうから紫乃を不安にさせちゃうんですよね。

なんでもスマートなようでちょっと抜けてるところがあるなあと感じます。

もしかするとそれもワザと?

とはいえ、もう二人は一線を越えちゃってるわけで。

ちゃんと幸せになれるんでしょうか?

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