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SPY×FAMILY 14話ネタバレ感想。MISSION:14秘密警察の姉

SPY×FAMILY(スパイファミリー)14 話のネタバレ要約と感想記事です。

ヨルの弟ユーリがフォージャー家を訪れました。話の流れからユーリが秘密警察であることが判明します。そうなってくると親族であるヨルも怪しくなってくるものです。黄昏はヨルを調べることにします。その様子を描いたのがスパイファミリー第14話「MISSION:14」

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SPY×FAMILY(スパイファミリー) 14話のネタバレ要約

朝。

アーニャが黄昏とヨルに挨拶をします。

アーニャ「ちち、きょうはなんだかみどりいろ」

黄昏「寝ぼけてないで顔洗ってこい」

ヨル「おはようございますアーニャさん。昨日はユーリに会えなくて残念でしたね」

黄昏「しかし昨日はにぎやかでしたね」

黄昏の心に浮かんだ声をアーニャがききとります(弟さんがあんな感じとは。しかもスパイにとって厄介な秘密警察…!)

アーニャ(ひ……ひみつけいさつ……!)

アーニャ(………てなに?)

アーニャ(ひみつ + けいさつ)

アーニャ(=なんかわくわく)

アーニャ「なんでアーニャしょうかいしなかったー!!」

黄昏「そ…そんなに会いたかったのか」

本当に懸念はなくなったのか考える黄昏

前回、ヨルの弟が秘密警察の局員であることがわかったわけですが、黄昏はもちろん偽装結婚をするにあたってヨルの身辺調査をすませていました。

特に怪しい点はない。役所にもきちんと務めている。

昨夜の感じだと弟の正体を知っている様子はありませんでした。

ですが警戒感をぬぐいきれません。

黄昏(はじめからオレに近づくための嘘だったとしたら?)

秘密警察が西側のスパイである黄昏をおよがせるために、ヨルを近づけてきていたのだとしたら?

黄昏の心中はピリピリしています。

アーニャ「ちち、母は…」

黄昏の心中をよみとって何かを言おうとします。

ですが、何も言えないアーニャ。

 

「みんなそろそろ家を出る時間だぞ」

身支度をしているヨルを黄昏が呼び止めます。

黄昏「ああ、ヨルさん」

ヨル「はい?」

黄昏(盗聴器を仕掛けるのはさすがにやりすぎか……?)

もしもヨルが秘密警察と繋がっているのなら。

それは死に直結します。ひいては何万人もの人々の生死にかかわる問題。

不安の目はつんでおかなければならない。

黄昏は決心します。

黄昏「首のとこにゴミがついていますよ」

襟元に手をのばし、なんなく盗聴器を仕掛けます。

黄昏(ヨルさんの潔白を確信するためには…!)

ヨルにも思うところがあります。

(…キスもできない…料理もできない。昨日はロイドさんが取り繕ってくれたから丸く収まりましたけど、きっと私は全然「妻」を演じられていない…)

 

スクールバスがやってきます。

バスに乗り込む前、アーニャは黄昏とヨルをみつめます。

「ちちとはは、なかよくしないとダメ」

一瞬、間があきます。

黄昏「べ…べつに喧嘩なんかしてないぞ?」

ヨル「そうですよ」

(子供ってのは時々妙に敏感だな…)また気を引き締める黄昏。

ユーリは態度を決めきれずにいた

「おいユーリ、そのキズどうした?」

国家保安局のロッカールーム。

先輩が負傷したユーリに声をかけます。

「昨日は姉の結婚祝いに行ったんじゃ?」

ユーリ「うーん、あまり記憶がなくて」

「どうせ酔った勢いで旦那さんにケンカでも吹っ掛けたんだろ」

ユーリ「だってあんな奴に姉さんを…」

「嫌なヤツだったのか?」

ユーリ「……ッ いいヤツ…でした…」

ユーリは面白くなさそうです。

ユーリ「いやしかし詐欺師やスパイは善人ヅラするもの!そうだいっそスパイであれ!そうすれば牢に…!!」

「落ち着け証拠はあるのか」とさとされてユーリはハっとします。

ユーリ(そうだしまった…!!リビングや寝室に盗聴器を仕掛けてくるのを忘れてた…!!)

しかしすぐに思いなおします。

ユーリ(あああいや待てダメだ!万が一、姉さんのあんな声やこんな声が聞こえてしまったら僕の心がもたない…!!)

 

「まあ本人が幸せそうだったなら認めてやれよ。仕事に本腰入れるためにもいい加減、姉離れしろ」

説教をされてしまうユーリ。

「我々には西のスパイ、とりわけ<黄昏>をとらえる使命がある。ひいてはそれがお姉さんの安全を守ることにつながるんだ」

「わかってます…」とユーリ。(ロイド・フォージャー…キサマがいつの日か姉さんを泣かせたその時には…)

いい奥さんとは何か悩むヨル

涙をちょちょ切らしながらジム仕事をこなすヨル。

そんな彼女を同僚たちが眺めています。

事務員A「なにあれ」

事務員B「なんか私は妻失格です…とかいってた」

「うーす」

ヨル「あっ!シャロンさん!」

シャロン「は?どうやったらいい奥さんになれるか?夫婦仲上手くいってないの?」

ヨル「いえそういうわけでは…ただ殿方とのおつきあい自体初めてなのでどのようにふるまえばいいかわからなくて」

シャロン「1年たって今更…?」

盗聴器を通して黄昏がヨルたちの会話を聞いています。

黄昏(過去の交友関係調査からもしやとは思ったがヨルさんやはり男との交際経験なかったのか…)

ヨル「私ってば料理もぜんぜんできませんし…」

事務員A「わかるー何も取り合えないと捨てられる~って思っちゃうよね」

事務員B「ヨル先輩も一応女だったんですね」

黄昏(ヨルさん…家族の偽装のために「妻」の練度を上げようとしてくれてるのか…?待て。あるいは俺を欺くために完璧な妻を演じようとしている可能性も否めん)

そこに上司がふらっと現れて「ああヨルくん、悪いがこれ郵便局に出しに行ってもらえる?」

ヨル「承知しました」

黄昏(なにか決定打を得るにはこちらから仕掛けるしかないか…)

本当にヨルはシロなのか確かめる黄昏

ヨル(私の「仕事」の稼ぎを多少なりとも合わせたら妻としてロイドさんのお役に立てるでしょうか…?)

用事を済ませてヨルが郵便局から出てきます。

ヨル(でも怪しまれてもいけませんし、それに経済的な援助とかそういう話ではないようなきもします…)

「おいそこの女」

ヨルが振り返ると、秘密警察の制服を着た男が2人立っています。「おまえに少々聞きたいことがある。お時間いただこうか」

ヨル「え…わわっ私、何かしましたでしょうか…!?」

(人妻のオーラも全然ないのに夫婦向けの広告を見てたのが怪しかったのでしょうか…!?)動揺してわけのわからないことを考えてしまいます。「わたし!既婚者です!!」

男たち「???」

この二人の男はじつは変装した黄昏とフランキーでした。

こそこそ話をします。

フランキー(何だこれ!?急に呼びつけたかと思ったらこんな格好で奥さんの取り調べって…!!)

黄昏(いいから黙って作戦通りにしろ!任務のためだ!)

ヨル「あの…?」

黄昏「ああ失敬。我々は郵便物の検閲をしているものだが、先ほどお前が出した封書…」

懐から手紙を取り出します。

黄昏「不審な点が見受けられる。これはおそらく西側へあてた暗号文書だ」

フランキー「差出人の”バーンズ”はおまえの上司か?」

ヨル「そ…そうです…(課長が…!?)」

黄昏「キサマの名前は?」

ヨル「ヨル・ブ…ヨ…ヨル・フォージャーです…」

「おやおやおやぁ~?ヨル・フォージャーだと~う?ここに名前が書いてあるなぁ、協力者の一人だと」と手紙をトントンするフランキー。

黄昏「(ノリノリじゃないか)そうかキサマらグルだったのか」

ヨル「し…知りません。何かの間違いです!!」

フランキー「素直にはいたほうが身のためだぞ」

黄昏「市役所じゃつい先日も財務部の男が妻かったし内部の腐敗が相当進んでいるとみられる」

フランキー「あいつの末路は悲惨だったらしいねぇ~」

ヨルの顔が青ざめます。

フランキー「そういや先月はコイツくらいの年の女もしょっ引かれてたよなぁ。ほらあの議員秘書の」

黄昏「(こいつのキャラ付けはなんなんだ…?)ああ、あいつは…」と、間をおいて「身内に保安局員がいたもんで釈放になったよ」

フランキー「あぁ~そうだったオレらの特権だよなぁ~局員の家族はたいていの容疑はうやむやにできちまうもんなぁ~」

もし弟が保安局員だと知っているなら、ユーリの名前を出せばすぐに収まる状況です。

黄昏(さあヨルさん、あなたがクロなら弟に助けを求めろ!そうでないなら…)

ヨル「わ…私は…」

ヨルはうつむいています。

ヨル「日々この国の人々のために働いています(裏表両方で)。売国行為など決していたしません…!」

フランキー「シラを切ってもムダだ!!」ヨルを捕まえようとします「いいからおとなしく―!!」

自分をとらえに来たフランキーの腕を、逆に締めあげてしまうヨル。

ヨル「私、既婚者だと申し上げました。気安く触れないでください」

すぐに開放します。

黄昏「おまえ当局にこんなマネして家族もろともタダではすまんぞ」

フランキーが耳打ちします(なあ、黄昏さんよ!もう十分じゃない?帰らない!?)

ヨル「弟も夫もとてもやさしくて善良な市民です。もし彼らに不当な危害をくわえようとおっしゃるのなら―」

ヨルが黄昏を見据えます「たとえあなた方相手でも私、容赦いたしません!!」

ヨルの胸の内をさぐるように、黄昏が見つめ返します。

やがて観念したように、手紙を再確認する黄昏「おや、この暗号、本当に合っているか?」

フランキー「むっこれはよく見たらタヌキ暗号ではなく、ケムシ暗号ではないか…!!」

黄昏「解読しなおすとこれは…バーンズ氏が高名な痔の先生にあてた手紙のようだ」

フランキー「なるほど。恥ずかしくて暗号化したのか。紛らわしいやつめ」

ヨル「え…?」

黄昏「というわけですまなかった。スパイ疑惑は誤認だったようだ。君の名前も載っていない」

フランキー(なんだこの雑な作戦…)

黄昏「帰ってよいがこの一件はバーンズ氏の名誉のためにも他言せぬように」

 

ヨルの後ろ姿を黄昏とフランキーが見送ります。

フランキー「とんだ茶番だったな」

黄昏「必要な作業だ」

フランキー「そうだな、まああの素振りなら秘密警察と繋がってるセンは無しとみていいだろう」

黄昏が黙ります。

フランキー「オイオイなんだよ疑っちゃって、罪悪感とか言うなよ?」

黄昏を見据えて「前にも忠告したがいらん情を抱くなよ?命が惜しかったらだれもしんようするな。俺たちみたいな人間はこうやって生きていくしかないんだ」

いろいろあってやっと帰途につくヨル

ヨル(今日はとてもヒヤヒヤしました。危うく逮捕されかけちゃって、良き妻どころかフォージャー家を崩壊させるところでした…)

「あれっヨルさん?」声をかけたのは黄昏でした。

黄昏「ヨルさん、また襟元にゴミが」

盗聴器を回収します。

ヨル「すみません…私ってば見た目にすら気を遣えないようないたらぬ妻で…」

黄昏は今日一日、いろいろあって落ち込んでいるヨルをフォローします。

黄昏「…ボクが思うにヨルさん。世の中の多くのご家庭でもみんな”演じて”生活してたりするのかなって。妻はこうあるべきとか、親なんだからとか。もちろん理想を追求して努力することは素晴らしいことです。でもそれにしばられすぎて自分を見失っては上手くいくものもうまくいかなくなったりする。」

ヨルは黙って聞いています。

黄昏「ボクが務めている病院にもそうやって苦しんでいる方がたくさん来院してきます。演じてばかりでは疲れてしまうこともありますからね」

ヨル「……ありがとうごじあます。わたし、結婚相手がロイドさんでよかったです!」

まっすぐヨルに見つめられて、心が揺らぐ黄昏。

手には盗聴器が握られています。

フランキーの言葉が胸をよぎります。(疑っちゃって罪悪感とか言うなよ?)

ぐっ、と盗聴器を握りつぶします。

 

帰宅。

やがてアーニャも学校から帰ってきます。

アーニャ「ちちーははー、アーニャきかんしたー!」

ヨル「おかえりなさい」

じっと二人をみつめるアーニャ

黄昏「どうした?」

アーニャ「ちちとはは、なかよし!」

黄昏「だから元々ケンカなんかしてないってば」

ヨル「ケーキありますよ、アーニャさん」

 

SPY×FAMILY(スパイファミリー) 14話の感想

今回はヨルの素性を洗う話でした。

スパイの仕事としてはヨルを疑うのが当たり前。

だって弟が秘密警察なわけですからね。

だけど黄昏には葛藤が感じられます。

ウソの夫婦のはずなのに、どこか心が通いはじめている様子が伝わってきますよね。

ヨルはヨルで「良い妻とは?」という問題に向き合っています。

これまたウソの夫婦のはずなのに、本当に良い妻になろうと努力するひたむきさが伝わってきます。

そんな黄昏とヨル、お似合いだと思いませんか?

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